【感想】創約とある魔術の禁書目録4巻が面白すぎる!

とある魔術の禁書目録

はじめに

 創約とある魔術の禁書目録4巻、ついに読み終わりました。
 いや~、毎度のことですが、やはり今回も読み応えのある話でしたね~。さすがは鎌池先生です。
 そんなわけで早速、創約4巻の感想を述べていきます。
 ネタバレ等ありますので、まだ読んでいない方はご注意ください!

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旧約1巻組総出! 過去巻との対比を感じさせる構成

 今回の話は昔の禁書を思い出すような展開が多くてすごく胸が躍りましたね。
 これまでも原点回帰感の強かった創約シリーズですが、今回はその中でもとくに懐かしさを感じるキャラクターやストーリー構成でした。しかしその懐かしさの中に、新たな試みもちゃんと入れてくるところがさすがという感じです。
 
 そんな今回の主要キャラクターは、上条さん、インデックス、オティヌス、ステイル、神裂の5人。
 オティヌス以外は全員、旧約1巻からのなじみ深いメンバーです。
 というか新約からの参入なのにこのメンバーの中に混じって違和感ないオティヌスがすごいですね。さすがは理解者と言ったところ。

 そしてこの安定感あふれる5人組の目的は、ロサンゼルスで起きた全人口消失についての調査と解決。魔術的な事件が起きて、その解決のために海外へ飛ぶ……この構成も旧約の頃を思い出して良いですね~。

 そしてロサンゼルスということはアメリカなわけで。禁書でアメリカといえば、当然あの男も登場します。
 ロベルト=カッツェ。新約3巻初出の、破天荒なアメリカ大統領です。異能バトルものでありながら、異能とは関係のない無能力者も活躍するところは、禁書の良いところの一つですよね。

 この男の登場といい、トランスペンによるガバガバ翻訳で会話するという実験的な試みといい、この創約4巻は新約3巻と対になっているのかな~というのも感じましたね。
 逆に前回の創約3巻は新約4巻と対になっているようにも思いますし。

 もしかしたら創約シリーズは、こうやって対となる構造を設けていくシリーズなのかもしれません。
 そうなってくると、創約1巻と2巻はどの巻と対になっているかとか考えるのも面白いですね。
 創約1巻は新約7巻、創約2巻は新約12巻が対だと私からは提出しておきますね。

妹達シスターズ編が本当の意味で解決した瞬間

 創約シリーズには2つの軸が存在します。
 つまり「アンナが起こそうとしている流れ」と「一方通行が起こそうとしている流れ」という軸ですね。

 その視点で見ると、アンナ側に傾いてしまったのが創約3巻、そして一方通行側に傾いたのが創約4巻と言えそうです。
 今後もこの対立構造をもとに話が進んで行くのだとおもわれますが、一先ず今巻のストーリーを二軸にわけるなら、こうなるかと思います。

アンナ側=メルザベス関連の諸々
一方通行側=妹達編の本当の意味での解決

 このアンナ側の流れを、上条さんがメルザベス母娘を助けることで食い止めたわけですね。
 そしてそれと並行して、妹達が一般人から「人」として認められる過程も描かれました。

 この巻の本筋としては前者がメインですが、やはりこれまでとあるシリーズを追い続けてきた者にとっては後者がかなり感慨深いですね。

 禁書世界はシビアですので「実験を食い止めてはい事件解決のハッピーエンド」とはならないわけで。
 その後クローンである妹達はどうなるのか、日の当たる世界を歩けるのか、そういうアフターケアも必要になってくるわけです。
 そういう意味で、旧約3巻の妹達編というのはある種未完のエピソードでもあったわけです。

 しかしその物語が、ここに来て新たな展開を見せた、と言っていいでしょう。
 妹達が世間から肯定的に認知された。それは、とあるシリーズにおいて大きな意味を持つ出来事だと思います。

 そしてそれが成せたのは、他でもない妹達の活躍、そして同じく実験に深く関わっていた一方通行の尽力であるわけです。
 妹達、そして一方通行が積み上げてきたものが花開いた結果。
 それをこの創約4巻で見ることができました。

 一方通行自身はこの後、彼が望んだとおりに裁かれることになるでしょう。
 しかし一読者としては、一方通行の活躍をまた見たいという気持ちも強いのですけれどね。

各キャラクターについて

 さて、次はそれぞれのキャラクターに焦点を当てていきましょうか。
 懐かしいキャラも新キャラも出てきた今巻ですが、まず言いたいのはアレですね、

 やっぱり上条さんとステイルの関係性は唯一無二!

 あそこで本当に殺そうとするかよ……しかも事件解決後普通に電話してるし。
 めっちゃバチバチに仲悪いのに、お互い妙な信頼感あるんだよなぁ。ほんと腐れ縁って感じがして好き。

 そんなバチバチにやり合ってるくせに、良いところで助けてくれましたしね。ほんと、美味しいところをもっていく男だ。

 それに、インデックスを気遣うシーンや神裂から託された情報を生かそうとするところなど、人間性が垣間見えるシーンが多くてほんと好印象です。

 当の神裂は序盤でやられてしまいましたが、それでも彼女がいなければ今回の事件は解決できなかったでしょう。
 さすがは聖人。ただではやられない、頼れるキャラクターだと思います。

 そしてインデックス、なんか科学側の知識も蓄えつつある……?
 創約1巻でもそんな描写がありましたが、これは本格的に何かありますねぇ……。
 魔神にすら到達しうるという十万三千一冊の魔導書を脳内に有した彼女が、さらに科学の知識もためこんでいったら……この先、一体どうなるのでしょうか。今後が気になりますね。

 他に気になったキャラといえばダイアン=フォーチュンです。
 もし浜面仕上が死んだら全面戦争とまで言い切るとか……ほんとに浜面のこと大好きなんだなってわかって、セリフの物騒さとは裏腹にちょっとホッコリしちゃいました(笑)
 でもほんと浜面大丈夫なんだろうか……私としても彼には死なないでほしいですね。

 そしてもう最近はちょっと出るだけでも盛り上がる、アレイスター(inコロンゾン)&木原脳幹。いやあ、やっぱこの二人はいいですね。

 チラッとでてきただけなのにこのインパクトですよ。もう第四の主人公と言ってもいいんじゃないだろうか。
 しかしそれにしてもグロいことしますね~彼は。今回彼がやったような生理的にくるグロいやり方て、そこらへんのスプラッタよりよっぽどエグい気がしますが私だけ?

 正攻法で戦う上条さんに対して、アレイスターはアンダーグラウンドからアンナを追い詰めていく、という流れになるのでしょうね。

 ちなみに私、アレイスターについてはめちゃくちゃ頼もしいと思う反面、やっぱアレイスターだからどっかで失敗するんじゃ……という不安も同時にあるという極めて矛盾した感覚で見てます(笑)
 この「人間」が今後どう動くか。いずれにせよ、その動きには要注目ですね。

おわりに

 そんなわけで、創約4巻の感想を語っていきました。
 ほんと禁書は、毎回予想できない展開がでてきて面白いですね~。
 今後どうなるか楽しみです。

 とくに一方通行がどうなるのかは、かなり気になります。
 本音を言えばこれからも活躍してほしいところなのですが、それでも一方通行自身が選んだ道だしなぁと複雑な心境。

 いずれにせよ鎌池先生のお考えを読むなんでどう足掻いても不可能なので、いろいろ予想しながら、次巻の発売を待つこととしましょう。
 いろいろ語りたいのでコメント等もドシドシしていただけると嬉しいです!

 それでは、本日はこの辺りで締めたいと思います。
 皆の想いが咲き誇りますように。以上、白き悪がお送りしました!

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